同期
2017年3月5日
先日,裁判期日のため,神戸に出張しました。
夜は,司法修習の同期と会って食事をしました。
その人は,大学卒業後,国内の証券会社やアメリカの金融機関で勤務し,その後司法試験に挑戦して現在弁護士をしているという,旧司法試験時代としては異色の経歴を持った人です。
私より歳は10ほど上なのですが,超エネルギッシュでめちゃくちゃ面白い。
その前の週にも,東京で別の同期に会ったのですが,その人も,超エネルギッシュでめちゃくちゃ面白い。
同期には,本当に頭がよくて元気な人がたくさんいます。
そういう優秀な人たちと,学生時代のように利害関係無くお付き合いができ,未だに親交が続いているというのは本当に大きな財産だと実感します。
旧司法試験については,いろいろ批判もあり,現在の新司法試験に移行したのですが,旧司法試験時代には,司法修習生や,法曹界全体に,過酷な試験を乗り切った同志としての連帯感のようなものがありました。指導してくださった裁判官,検事,弁護士の先生,皆さん本当によくしてくださいましたね。
そういえば,司法研修所の刑裁教官が,司法修習が人生のピークで,あとは転げ落ちるだけなんて言っていました。さすがにそこまでは思いませんが,楽しかったなあ。
写真は,神戸地裁です。久しぶりに行きましたが,斬新な建物です。